* 焼けたMOの行方 *

24巻でAPTX4869のデータが入ったMOが
火事によって「焼失した」と灰原は言っていたのに
25巻「手負いの探偵団」ではパソコンを打ってる隣に置いてあった焼けたMO。

これはどう見ても伏線だと思うのですが、
どうして置き去りにされたMOが灰原の元に戻ってきたかの謎は
未だ明かされてはいません。
よく見かける考えとしては

「阿笠が組織のボスで、火事の時ジンやウォッカがMOを拾い後でボスに渡した」


一見ありえなさそうですが、24巻であれだけ博士が怪しかったら
出るのも無理は無い考えです。

そして私は最近この24巻を読み直してまた違った考えが浮かびました。
MOが焼けているので、コナンと灰原が去った後に誰かが拾って
博士か本人に渡したと言うのは間違いないと思います。


では誰があの現場に行ったのか?
ジンとウォッカはピスコを殺すため出てきているのでこの二人は確実です。

あとは、警察。
上に書いたよく見かける考えとしてもう一つあるのが

「火災後駆けつけた警察がMOを見つけて阿笠に渡した」  

警察が現場に行ったのは普通に考えて間違いないはずではないかと。
そこでMOを見つけるのも想像にたやすいですが、じゃあなんでそれがすんなり
博士に渡ったのかも謎です。
発見時は持ち主不明でしょうに。
ここで思い出したのが24巻であの火災が発生したシーン。


アナウンス『旧館604号室で火災発生!!』

目暮「なに!?」

高木「とにかく行ってみましょう!!」



MO拾ったのは目暮及び高木かもしれません。
当然といえば当然かもしれませんが意外な可能性のような気がします。
…うん、そうだよ。あの時駆けつけたの彼らだったよ…

ここの高木がやけに積極的だという意見も聞いたことありますが、
それは若干主観が混じるので考察からは外しておきます。
焼けてたとはいえ、25巻を見る限りちゃんと中身は大丈夫だったようなんで
火災後の焼け跡から消防士が見つけるとも考えにくいです。
つまり、焼ける前に駆けつけた彼らが拾ったとしか思えない。

それにしても、拾って中を見たのかどうかが非常に気になるところです。
あのMOには博士と哀と、MOを借りた光彦の指紋があると思われます。
(ピスコは手袋をしていたので除外)
だから博士のものだと断定して渡したとも考えられますが、
なんであんなところに彼のMOがあったのかどうか警察に聞かれそうな気もします。

何だか複雑になってしまいましたがとりあえず結論としましては

「あの焼けたMOは、焼失する前に駆けつけられたジン・ウォッカもしくは
目暮・高木が拾った可能性が高い」


ということでしょうか。
APTX4869のデータが入ったMOが何故灰原のところに戻ってきたのか。
それが解明される日が来るのが恐いような楽しみなような・・・